アウトプットを重ねて生まれたリーダーの素養。
リーダーが増え、コミュニケーションが増えた。

今回は「究極の組織プロジェクト」を導入いただいた派遣会社A社長にお話しをうかがいました。

まずは派遣会社Aさんの事業内容について教えてください。


派遣会社A
社長

現時点では大きくは3つあります。いちばんの柱は、働くお母さんたちを対象とする就労支援事業です。家庭と両立できるような仕事の提供・人材派遣・アウトソーシングを行っています。それに伴い必要となる保育事業、学童保育が2つ目3つ目の柱です。
また、新たな柱としてこの3月から介護士の人材紹介事業も始まります。これは仕事と家庭の両立には子育てだけでなく介護の問題も大きい、という実感からです。

私たちが大事にしているのは「家族の笑顔」。働くのが楽しければ家でも明るくなりますよね。子どもたちが保育や学童で楽しい、というのも家庭の明るさにつながります。家族の笑顔を中心に、この軸をぶらさずにやっています。

御社で働かれている方はどんな方ですか?


派遣会社A
社長

7割が主婦の方ですね。お子さんがうちに通っている社員もいます。

研修を導入される前、人材に対しての課題はありましたか?


派遣会社A
社長

今でもそうですが、それぞれのライフスタイルに合ったお仕事を紹介していく難しさはあります。いろんな家庭があるんですよね。子供の年齢も違いますし、5年経てばライフスタイルも変わります。フルタイム型の派遣ならスキルだけで紹介できますが、フルタイムで働けない人を組み合わせるというところは、やりがいでもあり難しさでもあります。

そういった難しさがある中で、社員さんが笑顔でいるために気をつけられていることはありますか?


派遣会社A
社長

コミュニケーションが大事だと思っています。もちろんステークホルダーも大事ですが、とにかく社員を大事にしないとダメ、というのが基本ベースです。仲間を大事にするためにコミュニケーションをとっていく。これは理念としても掲げています。

派遣会社Aさんが導入されたのはどのようなプログラムですか?


派遣会社A
社長

「主人公誕生プログラム」と「未来の仲間誕生プログラム」の2つです。

導入のきっかけは?


派遣会社A
社長

すごい数の退職者が出たんです。当時はベンチャーで、業績を上げることをいちばんに考える雰囲気があって。社員の気持ちが置き去りにされていた結果、退職者が続出しました。それで「これはもっと社員を大事にしなくては」と考えるようになりました。一人ひとりは素晴らしい人材。それをどうアウトプットし、どう仲間意識をつなげていくか、というところでオルウィンさんに相談させていただきました。

「主人公誕生プログラム」を選ばれた理由は?


派遣会社A
社長

主体的に、自分の強みを自分で発見できるところを魅力に感じました。理論を通じて、仲間が自分でも気づいていない長所を言ってくれる。これってすごくうれしいじゃないですか。それをアウトプットして名刺やポスターに残していただきました。
社員の評判も良かったですし、受けた社員は今でも忘れていません。求めていた結果が出たと思います。

アウトプットすれば忘れないし、研修の効果がそのあとも続いていくわけですね。受けられた方はその後、どのように変化しましたか?


派遣会社A
社長

受け身だったのが自発的にアウトプットできるようになりました。それで課長に昇格した社員もいます。

コミュニケーションの活性化にもつながりましたか?


派遣会社A
社長

そうですね。お互いが「こんな人なんだ」と理解できるようになって、人間関係が深まる、コミュニケーションが増えていく、ということはありました。

それまで研修以外にお互いのことを知る機会はなかったんでしょうか?


派遣会社A
社長

飲みに行ったりはしていたかと思いますが、多くはなかったと思います。

飲み会と研修とではどう違うんでしょうね?


派遣会社A
社長

飲み会は愚痴の発散になっちゃうんですよね。外に対して意識が向いている。研修では強みを発見する。内面とかポジティブな方に向くんです。

なるほど。「未来の仲間誕生プログラム」の方はいかがでしたか?


派遣会社A
社長

それもよかったです。「主人公誕生プログラム」は自分の強みに対する気づきですが、「未来の仲間誕生プログラム」はチームとしてどう成長していきたいか、という気づきです。周りがあって自分たちがいる、ということに気づかされる研修になったと思います。
最初は自分の良さに気づきましょう、次は仲間を大切にしていきましょう、といった感じです。

実際、拠点ごとにコミュニケーションがぐんと増えました。

それはどうしてでしょう?


派遣会社A
社長

リーダーが増えたんだと思います。

なるほど。リーダーとフォロワーは何が違うんでしょうね?


派遣会社A
社長

リーダーはアウトプットできるということじゃないでしょうか。アウトプットを積み重ねることによってリーダーの要素が出た感じです。

導入してよかったことのうち、いちばんを挙げるとしたら何ですか?


派遣会社A
社長

オルウィンさんの講師力ですかね。リーダーとして引っ張っていく力。強いリーダーシップは組織の中で欠かせないものだと思っているんです。熱い想いで「ここを目指してやっていくぞ!」と宣言する人間がたくさんいればそこから活性化する。そういう熱量、情熱を受け取れたことだと思います。

次を挙げるとしたら?


派遣会社A
社長

強いリーダーシップが必要な一方で、組織の中で下支えしていくような力もまた必要。リーダーでも間違えたら素直に謝れる、そういったマインドを身につけられたことも良かったことのひとつです。

みんなが常に誠実に仕事をしていけるように、コミュニケーションの場、自分の強みを発見する場を提供できでよかったなと思っています。

関連記事

  1. 社内でのリーダー育成に限界を感じて導入。
    研修を受けた2名がわ…

  2. アウトプットさせる考えられたコンテンツに衝撃。
    引きこもってい…

  3. 地方出身であるコンプレックスを前向きなエネルギーへ転換。
    地元の…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。