地方出身であるコンプレックスを前向きなエネルギーへ転換。
地元のしらすの売上げを20倍増へ。

今回は「全員主人公誕生プログラム」を導入いただいた株式会社三恒 代表取締役 三上 正剛 様にお話しを伺いました。

代表取締役
三上 正剛

まずは三恒さんの事業内容を教えてください。


三上社長

うちは水産物の加工品卸を行っている会社です。魚介類を産地や商社、メーカーなどから荷受け経由で仕入れて、商品を小売店(スーパーなど)や量販店、百貨店、地方卸売市場などに卸売販売しています。大阪市中央卸売市場と阪急うめだ本店に店舗があります。

それ以外にもネット販売、ギフト販売などの小売りや、販売促進提案、鮭の切身加工や魚の味噌漬加工といった製造加工も行っています。

プログラムを受けられたきっかけは何でしたか?


三上社長

今までも色んな取り組みを行っていまして、その積み重ねもあって会社として大事にしたい理念は社員にも浸透してきていると感じています。それをもう一歩、次のステージへ進めようと思った時に、個々人がどんな想いで仕事をするのか、何に向かって頑張るのかといったことをもっと明確にしてもらえたらと考えていました。

参加した社員さんは、その前後で何か変化はありましたか?


三上社長

うちのナンバー3であり、営業担当で淡路島出身の社員がいるんですが、今回のプログラムを経て、自分の地元である「淡路島もんの達人になる」というミッションを持つようになりました。そこから火が点いて仕事に対する姿勢や行動が変わってきましたね。

彼の地元の同級生がしらすのメーカーで、その会社とは以前から取引があったのですが、実は日本有数の品質を誇るメーカーだということが分かって、そこで捕れたしらすは全部彼が買って卸すようになりました。当初は月100万円ほどだった売上が、今ではその20倍くらいに増えています。

また、しらすは鮮度を保てる期間が短く、扱いが難しい商品のため、(業者的には)嫌厭されがちなんですが、彼が「来たものは何でも受ける」というスタンスで色んな失敗も繰り返してやっていく中で、どこにどう卸したらいいのか?といった手段や判断材料が増えてきたようです。結果として、うちにより多くの荷物が集まるようになってきていますね。

どうしてそのような変化が起こったのでしょうか?


三上社長

その彼は、普段は自分の考えとかやっていることを全然共有しないタイプなんですよ。それは、自分が言ったことには責任を持ちたい、言ったことは必ずやるという考えを持っているからなんですが、今回のプログラムを通して「淡路島のものを広めていきたい」という想いに目覚めて、それを周囲に見える化したことが変化のきっかけだったようです。

もともとは地方出身であることにある種のコンプレックスも持っていたようですが、それがむしろ前向きなエネルギーに変わっていったんだと思います。

研修を受けてその時は意識が上がっても、その後なかなか継続しないという話はよく聞きますが、その点はいかがでしたか?


三上社長

プログラムを受けた後、実際に行動が変化して成果にもつながっていますからね。やっぱり、(ポスターや名刺などの)形に残していることが大きいと思いますよ。(プログラムが)終わった後もずっと目に触れる形で学びの成果を残す研修って意外と他にはありませんからね。

それも個人的に残すのではなくて、(色んな人に見られるような)パブリックなところに残すことが大事だと思います。

うちは達人ポスターを店舗の壁に貼っているんですよ。そうしたら、時間のある時に他の社員もみんなそれを見ているんですよね。お客さんもあのポスターを見て社員の名前を覚えてくれたりね。そんな風に、本人だけでなく周囲の人も含め、日々の中で目標を意識する仕組みができていますね。人が集まるところで見える化しておくことの効果は大きいと思いますよ。

お客さんとも、単に商品をやりとりするだけの関係ではなくて、その社員さんが何を目指しているのかが見えたら、人と人との関係になっていきそうですね。


三上社長

そうですね。実際、そのポスターに書かれていることは見事に実現していってますね。自分はもちろん人からも見られるわけで、言ったからにはやらないと!と目標に対してコミットする意識が上がるのだと思います。
それぞれが色んな想いを秘めていたものの、今まではそれを見える化して、みんなで共有する場がなかったのかもしれません。今回のプログラムは、そのいいきっかけになりましたね。

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